リーグ戦レンジ番ガイド

49代競技委員長 山田 諒三郎

 

リーグ戦の各試合で、レンジの提供をしていただける大学で試合の準備を行い、最低2人がレンジ番として待機するようにしてください。

その際の作業内容、注意点を以下に記します。

 

午前の行射開始が930分、午後が2時なので、開始1時間前をメドに選手が入場、準備を行えるようにする。(開会式は行射開始10分前程度から)

開会式までにレンジのセッティングを完了する。(午後の準備も忘れないように)

試合資料一式の封筒をDOSに渡し、レンジ番の待機場所を伝える。

交換用の的を準備し、必要が生じた場合、審判に渡せるようにする。

ルーペ、ボールペン、ストップウォッチ、ホイッスル等の予備を用意する。

畳の補強を要請された場合は、可能な限り対応する。また、リーグ戦期間中は随時畳の状態を確認し、補強に努める。

 

・レンジのセッティングの例:

< 的のセッティング >

的を試合によって規定された枚数、釘等で張る。

立ちの間隔が均等で、的の中心が地上から130cm付近、高さが揃っていることが望ましい。

風向表示旗が使用できる場合は、的の真上に設置する。

的面から30M50Mの位置にシューティングラインを設置する。

シューティングラインの3M前方に3Mラインを設置する。

ウェイティングライン、可能ならダブルウェイティングラインをシューティングライン後方に設置する。間隔は可能ならそれぞれ5Mとする事が望ましい。

ダブルウェイティングラインを設置できない場合、応援の立入エリアをDOSに伝えておく。

 

< 審判席 >

DOSの椅子をシューティングレーンより外側、シューティングライン前方23M付近に設置する。その際にDOSの使用する三色旗を付近に用意しておく。

審判員の椅子をシューティングライン後方、ウェイティングライン上に均等に2つ設置する。

また、審判員の使用する三色旗、レッドカードを付近に用意しておく。

 

< 記録席 >

選手等が利用できるテント等を用意する事が望ましい。

記録席として、記録員2人が作業できる机、椅子、記録員が使用する筆記具、電卓等があれば電卓を用意する。

(テント等が用意できる場合はその中に。可能ならばダブルウェイティングラインとの間にスペースを設け、選手が用具を置けるようにする。)

速報のスコアボードが使用できる場合は記録席付近に用意しておく。